1994年、戦後50年を迎えようとしている時期、人づてに「ひめゆりの人たちが体験をきちんと記録したがっている」という話を聞きました。「なぜ？」私には意外でした。というのも、ひめゆりについての映画やテレビ番組はそれまで何度も制作されていたので、今さらなぜなのだろう、と素朴に思ったのでした・・・柴田昌平監督「なぜ今ひめゆりなのか」より抜粋[…続きを読む]。これまで多くの「ひめゆり」が小説や映画で語られてきましたが、それらはフィクションであり、作り手の思想や立場により脚色されたものでした。そして私たちの多くは「ひめゆりをわかっている」と思っています。しかし、ひめゆりのひとたちの思いは全く違うものでした。[…ひめゆり学徒生存者からのメッセージ]。映画「ひめゆり」は、２２人の生存者の方々が語る証言を13年間にわたって記録に収めた、2時間10分の長編ドキュメンタリー映画です。
第2次世界大戦末期の戦場となった沖縄で看護動員された、当時15～19歳の「ひめゆり学徒隊」。戦場で必死に生きた少女たちの姿、そして生存者の記憶や言葉を伝えていきたい。また、彼女たちの言葉を通して伝えられる「命の尊さ」「今を精一杯いきることの大切さ」というメッセージを多くの方に感じてほしい。このような想いから『ひめゆり』上映会を開催いたします。
沖縄三線同好会てぃだ花会
会長 岡田朋子
日時 2015年8月8日（土）
12：30開場/13：00開演
13:00～『琉球舞踊と三線演奏』
- 祝儀踊り 「かぎやで風」
- 二歳踊り 「揚竹田」
- 創作舞踊 「かりゆしの夜」
- 三線演奏 「島唄」
【踊り】まつだ文子と琉球舞踊サークル
【唄・三線】沖縄三線同好会てぃだ花会
13：45～『映画「ひめゆり」上映』
16:00終演予定